「預金」と「貯金」 ビミョーに違う!?
熊崎キャスター:
「預金」と「貯金」。この言葉の違い、皆さんわかりますか。

TBS報道局の原稿で、過去1年調べたら「預金」は236回、「貯金」は83回使われていました。(※預貯金は除く)

何が違うのか?TBS経済部の土井一雄デスクに聞きました。
「お金の預け先によって、書き分けています」
「預金」は銀行、信用金庫など
「貯金」はゆうちょ銀行、JAバンクなど
なぜ、そもそも「預金」「貯金」という言葉の違いが出てきたのでしょうか?
諸説ありということですが…

「銀行」は商人や企業などが使っていて、一般庶民が使うところではなかった。商人や企業などが銀行にお金を預けたり引き出したり、基本的には預けるお金=「預金」だということです。
では、庶民はどうしてたのかと言うと…郵便局でお金を貯めるという考え方があって、その先が郵便局だった。
ですから、郵便局は「貯金」となり、銀行などは「預金」。この考えが今もずっと続いているということです。