韓国のサムスンがスマートフォン「ギャラクシー」の新機種を発表しました。人工知能=AIを搭載し、首位の座をアップルに奪われた出荷台数で巻き返しを図ります。

サムスンは17日、アメリカ西部カリフォルニア州で行われた新製品の発表会で、「ギャラクシーS24」を発表しました。

端末自体にAIを搭載していて、電話の同時翻訳ができるほか、生成AIを利用し写真の不要な映り込みを消したり、画像に写ったものを背景に穴を開けることなく移動することが可能です。

また、グーグルがこの日新たに発表した、画面上の対象物の周りに円を描くだけでインターネット検索ができる機能も備わっています。

価格は799ドル、日本円で約12万円からで、日本での発売は未定です。

アメリカの調査会社によりますと、2023年のスマートフォンの世界出荷台数では、アップルが1位となり、サムスンは13年ぶりに首位から陥落。AIを搭載した新機種の投入で巻き返しを図る狙いがあります。