中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求問題をめぐって、金融庁は損保ジャパンの親会社にも立ち入り検査を始めました。
鈴木俊一金融担当大臣
「損保ジャパンの経営管理等について一定の責任の立場にあるSOMPOホールディングスについても、確認を行う必要が生じました。結果に応じて、法令に基づいて厳正に対処していきたいと考えています」
鈴木大臣はこのように述べ、ビッグモーターの保険金不正請求問題に関連して損害保険ジャパンの親会社SOMPOホールディングスに対し、きのう、立ち入り検査を始めたと明らかにしました。
金融庁はすでに損保ジャパンとビッグモーターに対して立ち入り検査を実施していますが、子会社の管理を適切に行っていたか調べる必要があるとして、親会社にも検査に入ることを決めたということです。
金融庁は今後、親会社の一連の経営判断や監督責任について厳しく調べる方針です。
損保ジャパンは、保険金の不正請求を行っていたビッグモーターに対して、のべ43人の出向者を出していたほか不正の可能性を把握しながら取引を再開するなど、親密な関係が指摘されていました。
損保ジャパンは「真摯に対応してまいります」とコメントしています。
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