経団連の十倉会長は6日の定例会見で、当初の2倍近くの最大2350億円にまで膨らんだ大阪・関西万博の会場建設費についてやむを得ない増額だと改めて強調しました。

万博の会場建設費をめぐっては、2018年の計画当初の1250億円から、現在は2倍近くの最大2350億円に膨れあがっており、万博協会の会長も務める経団連の十倉会長はこの増額について次のように述べました。

経団連 十倉会長
「その頃はまだデフレの真っ只中でありますから、こんなにインフレ・人手不足が起こることは頭になかったと思います。申し訳ありませんが、やむを得ないものだと思っています」

一方、万博会場中心部をリング状に取り囲む世界最大級の木造建築物「リング」(大屋根)については、十倉会長は世界分断の危機の時代に「連携」を示す万博の一つの大きな意味があるとして、「ぜひやりたいと思っている」と意欲を示しました。

建設費がおよそ350億円かかる「リング」をめぐっては、費用全体が膨らんだ一因として指摘する声もあがっていました。