日本銀行はきのうに続き、金融政策を決める会合を開き、今の大規模な金融緩和策を修正するかどうかについて議論しています。

2日目を迎えた金融政策決定会合。日銀は動くのか。結果発表を前に、市場では緊張感が高まっています。

けさの東京債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時、0.955%まで急上昇。およそ10年5か月ぶりの高水準となり、事実上の上限である1%に迫る勢いです。

その背景にあるのは、日銀が大規模緩和策の一環で行う、長短金利操作の修正に踏み切るのではないかという市場の観測です。

日銀は今年7月の会合で、長期金利の上限を0.5%から事実上1%まで引き上げました。しかし、その後も上昇圧力がかかり続けていることから、日銀は今の大規模な金融緩和策を修正するかどうかについて議論しています。

市場では、日銀がきょう、1%を一定程度超えても容認するのではないかという観測が広がり、金利の上昇を見越して日本国債を売る動きが強まっているのです。

日銀の決定を前に、円相場も乱高下しています。先週は1ドル=150円70銭台まで円安が進んでいましたが、このところ売られていた円を買い戻す動きが強まり、30日には一時、1ドル=148円80銭まで円高方向にふれています。

日銀はまもなく結果を発表する見通しで、市場が固唾をのんで見守っています。