ニューヨークを訪問している岸田総理は国連総会での一般討論演説に臨み、核軍縮への決意などを訴えました。国連本部前から同行している政治部・官邸キャップの川西記者です。
「核兵器なき世界」に向け、G7だけでなく他の核保有国をどう巻き込むか。核軍縮をライフワークとする岸田総理にとって国連総会はまさに勝負の舞台でした。
岸田総理
「被爆者の方々とともに希求してきた『核兵器のない世界』という理想に向けて、先人の努力により『主流化』した核軍縮の流れを確実に進めていくことが必要です」
一般討論演説で岸田総理は、新たに30億円を拠出して海外の研究機関・シンクタンクに核軍縮に関する議論の場を設けると表明しました。
また、演説に先立って、高濃縮ウランやプルトニウムなどの生産を禁止する条約の交渉入りを促す行事を主催するなど、核軍縮に向けたメッセージを前面に打ち出しました。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、改めて法の支配の重要性や、国連の安保理改革の必要性も訴えましたが、一方で福島第一原発の処理水の海洋放出については触れませんでした。
岸田総理は、国際社会が体制や価値観の違いを乗り越えて「人間の尊厳」を守るべきだと繰り返し訴えましたが、この言葉がどこまで説得力を持つかはまだ見通せません。
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