カナダのカーニー首相が、訪問先の中国・北京に到着しました。およそ8年ぶりの訪中で、習近平国家主席とも会談する予定で、冷え込んでいた両国の関係改善を図ります。

カーニー首相は14日、北京に到着しました。

北京に向かう機内で「中国はカナダにとって第2位の貿易相手国だ。建設的な関係を築くことは太平洋の両岸にさらなる安定と安全をもたらすだろう」と投稿し、訪問の意義を強調しました。

カナダの首相の訪中は2017年末以来およそ8年ぶりで、17日までの滞在期間中に習近平国家主席や李強首相と会談する予定です。

両国の関係は、2018年にカナダがアメリカの要請で中国の通信機器大手・ファーウェイの当時の副会長を拘束したことから急速に冷え込み、貿易摩擦に発展していました。

しかし、去年1月、アメリカでトランプ大統領が就任し、カナダを「51番目の州」などと呼び、カナダ製品への追加関税を実施。

カーニー氏としてはアメリカへの経済面などでの依存を減らすため、中国との関係を改善し、貿易などで協力を深めたい狙いです。