今年6月の家計調査が発表され、2人以上の世帯が消費に使った金額は去年6月より4.2%減少しました。4か月連続の減少です。

総務省が発表した家計調査によりますと、2人以上の世帯が消費に使った金額=消費支出は27万5545円で、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて4.2%減少しました。4か月連続のマイナスです。

特に大幅に減ったのはエアコンなどの家庭用耐久財で32.1%減少しました。コロナ禍に伴うすごもり需要の反動で消費が落ち込んだためです。

そのほか、▼仕送り金が28.6%▼補修教育などの教育費が9.6%▼食料が3.9%減少しました。

物価高が続くなか、家計をやりくりするため支出を減らしていることも要因の一つとみられます。