混迷を極めている百貨店「そごう・西武」の売却をめぐり、きょう、売却後の事業計画などについて労働組合に対する説明が行われました。
記者
「セブン&アイの井阪社長が乗っているとみられる車が、中に入っていきました」
きょう午前、そごう・西武の本社で親会社のセブン&アイ・ホールディングスの井阪社長も出席して労働組合と経営陣の協議が行われ、売却後の西武百貨店本店をはじめとする事業計画などついて説明が行われたとみられます。
そごう・西武をめぐっては、去年11月に海外の投資ファンドへの売却が決まっていますが、雇用の維持などについて労働組合は懸念を示していて、情報の開示や具体的な説明を求めていました。
労働組合は▼ストライキ権も確立していて、▼今回の説明を経て組合の理解を得られるのかが焦点となります。

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