きょうの外国為替市場で円相場は一時、1ドル=137円台をつけ、およそ2か月ぶりの円高水準となりました。
13日に発表されたアメリカの物価に関する経済指標の伸び率が市場の予想を下回りました。このため、中央銀行にあたるFRBによる利上げが長期化するとの観測が後退し、日米の金利差が縮小するとの見方が広がり、ドル売り・円買いの動きが強まりました。
また、市場では一部で日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を修正するとの観測もあり、円買いにつながりました。
円相場は先月末には145円台まで円安が進んでいましたが、この2週間で7円以上円高が進んでいます。

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