企業間で取り引きされるモノの価格を示す6月の企業物価指数は28か月連続の上昇となりました。
きょう日銀が発表した6月の企業物価指数は、去年の6月と比べて4.1%上昇しました。プラスとなるのは28か月連続です。
調査対象の515品目のうち、8割以上の430品目で値上がりし、価格転嫁の動きが続いています。
一方、伸び率については、4月の5.2%からは鈍化しました。燃料費の下落と政府の負担軽減策で、電気代や都市ガス代の上昇が抑えられたことや、「木材・木製品」で原材料価格が下落したことなどが伸び率の縮小に繋がりました。
ただ、指数は2020年の平均を100とした水準で119.0となり、依然として高い水準となっています。

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