円安が進んでいます。アメリカのFRB議長の利上げに前向きな発言を受け、外国為替市場で円相場は一時、1ドル=143円台をつけ、およそ7か月ぶりの円安水準となっています。

22日の外国為替市場では円安が進み、円相場は一時、1ドル=143円台をつけました。去年11月以来、およそ7か月ぶりの水準です。

きっかけとなったのが、アメリカの中央銀行にあたるFRBの議長の発言です。22日、アメリカの議会でパウエル議長は、年内の追加利上げが適切であるとの考えを改めて示唆しました。

これを受け、外国為替市場では、さらなる利上げの可能性があるアメリカと大規模緩和の継続姿勢を続ける日本との金利差が拡大するとの見方から、円を売ってドルを買う動きが強まりました。