外国為替市場で、円相場はヨーロッパの通貨・ユーロに対し、一時、1ユーロ=156円台をつけ、リーマンショックが起きた2008年9月以来、およそ15年ぶりの円安・ユーロ高水準を更新しました。

外国為替市場では、金融緩和を続ける日銀と、アメリカの中央銀行・FRBの金融政策の違いから、1ドル=142円台近辺まで円安・ドル高が進んでいますが、ヨーロッパ中央銀行・ECBも歴史的な物価高への対策から金融引き締めを継続していて、金利の低い円を売ってユーロを買う動きが進んでいます。