国連安全保障理事会は、北朝鮮に対する制裁強化の決議案を採決しましたが、中国とロシアが拒否権を行使し否決されました。
北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射をうけ、国連安保理は26日、アメリカが主導して作成した北朝鮮に対する制裁強化の決議案を採決しました。
安保理関係者によりますと、決議案には北朝鮮に対する石油精製品の年間輸出上限の削減や、たばこの輸出禁止などが盛り込まれていました。
採決では安保理理事国15か国のうち13か国が賛成しましたが、拒否権を持つ中国とロシアが反対し、決議案は否決。欧米諸国を中心に中ロへの非難の声が相次ぎました。

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