卵不足が一段と深刻になる中、新たな動きです。大手食品メーカーのキユーピーが業務用商品向けにブラジル産の卵を輸入することが分かりました。

深刻な「卵不足」 価格は“最高値”水準がつづく

都内にあるパン屋さんの「マルジュー大山本店」」。1日に300個ほどの卵を使用しています。卵を割った状態に加工された「液卵」を使っていましたが、23年2月から卵不足の影響で「液卵」を仕入れられなくなり、殻付きの卵に切り替えました。

マルジュー大山本店 方波見 基 工場長
「(卵を使う)ポジションの人にはかなり仕事量を増やしてしまって申し訳ない」

卵不足は一段と広がっています。

記者
「こちらのスーパーでは夕方になると卵が品切れになることが多く、きょうもMサイズが258円と高値が続いています」

11日の価格は税抜きで258円。最高値水準がずっと続いています。