コロナの5類移行を受け、小売りの現場ではマスクの着用をめぐって各社の判断が分かれています。

記者
「ローソンではきょうから店員のマスク着用を任意としました」

コンビニの「ローソン」は、きょうから店員のマスク着用を「推奨」から「任意」に変更。マスクなしで接客にあたる姿も見られました。また、レジ前のビニールシートや消毒液も店舗ごとの判断にして撤去できるようにしました。

ローソン TOC大崎店 浅羽智也店長
「お客様の顔をしっかり見た状態で接客ができる。(注文を)何度も聞き返してしまうことがあった。今後はそういった部分が改善されることに期待」

一方、百貨店の「高島屋」は、店頭で接客する従業員のマスク着用をきょう以降も「継続」します。

高島屋 日本橋店 中村卓矢副店長
「まだ少なからずご不安な気持ちをお持ちのお客様もいらっしゃるのではないかと。そういった想像力を働かせまして、従業員のマスク着用は当面の間継続させていただこうと」

ただ、飛沫防止のパネルや体温センサーは原則撤去し、客のマスクの着用は個人の判断にゆだねるとしています。