資産家ケン・グリフィン氏が率いる米ヘッジファンド大手シタデルでは、旗艦ファンドの2025年リターンが10.2%だった。同業大手のミレニアム・マネジメントの成績をわずかに下回った。複数の関係者が非公開の情報であることを理由に匿名で明らかにした。

ブルームバーグが確認した文書によれば、ミレニアムのリターンは10.5%で、シタデルのウェリントン・ファンドを上回ったのは2020年以来。ミレニアムは1990年から9回、シタデルを上回る成績を残している。

同文書によればシタデルの成績は15.2%だった2024年も下回り、2018年以来の低い数値となった。

シタデルとミレニアムの担当者にコメントを求めたが、現時点で返答はない。

運用資本720億ドル(約11兆3000億円)のシタデルと、イジー・イングランダー氏が率いるミレニアム(運用資本835億ドル超)は、マルチストラテジーのヘッジファンド2強を成す。両ファンドとも近年は同業のバリアズニー・アセット・マネジメント(16.7%)やDEショー(最大28%)などに後れを取っている。

他のヘッジファンドによる昨年の成績(当初推計に基づく)は以下の通り。

表に掲載されたファンドの担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:Citadel’s Flagship Hedge Fund Climbed 10.2% Last Year (1)(抜粋)

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