楽天グループは傘下の楽天銀行が東京証券取引所への新規上場を承認されたと発表しました。携帯電話事業で赤字がかさむ中、資金の調達が急務となっていました。
楽天銀行は、東京証券取引所の最上位の「プライム市場」に上場する承認を受けたと発表しました。上場日は4月21日で、想定発行価格に基づく上場時の時価総額はおよそ3000億円です。
楽天グループは、携帯電話の事業で通信基地局建設の投資がかさみ、去年1年間の決算は過去最大の3728億円の最終赤字となっていました。
今回の上場で楽天銀行の株式の一部を売却する予定で、財務状況の改善を図る狙いがあるとみられます。

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