生命保険大手の日本生命は、内勤職員を対象に5.5%程度の賃上げを実施する方針を明らかにしました。過去30年で最大規模です。
日本生命は、全国におよそ2万人いる内勤職員の月額の給与を▼管理職で5000円、▼子育て世代などが多い非管理職で1万円引き上げる方針を発表しました。
ベアや定期昇給、一時金などを含めると、5.5%程度の引き上げとなり、内勤職員の賃上げ幅は過去30年で最大規模になるということです。
日本生命は「物価上昇の影響もある中、現場を支える実務者層により厚い対応をした」とコメントしています。
歴史的な物価高を受けて、連合が5%程度の賃上げを求めるなか、大手生命保険では第一生命や住友生命も賃上げの実施を決めています。

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