東京電力福島第一原子力発電所を訪れた公明党の山口代表は、ALPS処理水の海洋放出に向け「地元や国民の理解を得ることが大事だ」と指摘しました。
福島第一原発をおよそ11年ぶりに訪れた山口代表は、汚染水を浄化してALPS処理水とする作業の工程や廃炉に向けた進捗状況を確認しました。
公明党 山口那津男代表
「(ALPS処理水を)放流できる準備が整っていくという見通しはあると思いますけれども、しかしやっぱり、その地元の皆さんをはじめ、国民の皆さんの理解を得るということが大事ですから」
山口氏はこのように述べた上で、政府が今年の春から夏を見込んでいる“処理水”の海洋放出について「あらかじめ決まった期限があるということではなく、理解を求める努力が大事だ」と強調しました。
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