日銀総裁・副総裁の後任人事案が国会に提示される前に報道されていたことについて、松野官房長官は、「調査の結果、情報漏洩は確認できなかった」と説明しました。

衆議院・議院運営委員会の理事会に出席した松野官房長官は、事前に情報を知り得た政府関係者14人と候補者3人に聞き取り調査を行った結果、情報を外部に提供した者はおらず、資料などの管理の不備による情報漏洩もなかったと説明しました。

また、報道が出た今月10日の時点では、候補者に正式な要請をしていなかったことも明らかにしましたが、結果的に情報漏洩となったことを陳謝したとのことです。

野党側からは、「再発防止を徹底するべき」などの意見が出たということです。

また、総裁と副総裁候補者の所信の聴取と質疑を、来週24日に行うことになりました。