国会ではきょうから衆議院の予算委員会で2023年度予算案の実質的な審議が始まり、防衛費の増額などをめぐって、与野党の論戦が繰り広げられます。

2023年度予算案は、一般会計の歳出総額が過去最大のおよそ114兆円で、岸田政権が打ち出した防衛力の強化や少子化対策などが盛り込まれています。

きょうから行われる衆議院・予算委員会で、野党側は、▽いわゆる“防衛増税”のほか、▽少子化対策、▽旧統一教会の問題などについて、政府の考えを質す方針です。

また、岸田総理の政務秘書官を務める長男の翔太郎氏が岸田総理の外遊先で公用車を使って観光していたと報じられていることについても、事実関係を追及する構えです。