政府は先ほど、イベントで収容定員の100%でも応援などのために大声を出すことを認める緩和の方針を専門家でつくる分科会に示し、了承されました。また、新型コロナの感染症法上の扱いを5類に引き下げる政府方針について、分科会の尾身会長は、次のように話しました。

政府の分科会 尾身茂会長
「まだこのウイルスは不安定だし、まだ完全にゼロになったわけではないので、これからもしっかり気をつけるということ。移行するまでは段階的にしっかり準備をしながら移っていく」

また、今後、マスクの着用については「個人や組織の主体的な選択が求められる」としつつ、高齢者をどう守るかなど専門家の間で議論していくと話しました。