(ブルームバーグ):米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ抑制の一助として今年あと1回の利上げが適切となる可能性があると述べた。同総裁は同時に、米金融当局が今月利上げを決定したことを踏まえ、対応を急ぐ必要はないとの認識も示した。
ウィリアムズ総裁は29日、ニューヨーク州バファローでのイベントで講演。「経済が私の予測とおおむね整合的な形で推移すれば、インフレ率をより早期に目標水準に下げるため、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを今年終盤にもう一段引き上げることが適切となる可能性がある」と述べた。発言内容は事前に準備された原稿に基づく。
9月の連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を0.25ポイント引き上げ、2023年以来となる利上げに踏み切った。ウィリアムズ総裁はこの措置によって連邦準備制度理事会(FRB)には時間的猶予が生じ、経済見通しをより明確に把握するための追加データを収集できるようになったと述べた。
「9月会合で講じた政策措置により、急ぐ必要はなくなり、さらなる情報を収集する時間ができた」と語った。
米金融当局者からは金融政策をさらに引き締める必要があるとの警告が相次いでいる。FOMCの政策決定後に公表された最新の経済予測では、政策当局者の大半が今年あと1回の0.25ポイント利上げを予想し、8人は2027年にも同様の利上げを見込んだ。
原題:Fed’s Williams Sees One More Interest Rate Hike in Late 2026(抜粋)
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