イランのペゼシュキアン大統領は、制裁と米国による海上封鎖が続く限り、ホルムズ海峡の自由な航行は認めないと述べた。今週に入って米国との協議再開に向けた動きが進む中でも、和平合意実現の難しさが浮き彫りになった。

ペゼシュキアン氏は23日、ニューヨークで開かれた国連総会で演説し、「全ての国がホルムズ海峡の恩恵を受ける一方で、同海峡を歴史的に守ってきたイランが抑圧的な制裁によって恩恵を奪われることは受け入れられない」と述べた。

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さらに、イランは約7カ月にわたる米国との紛争を終結させるため協議を再開する用意があるものの、脅しには応じないと表明。また、同国は核兵器の開発には一切関心がないとした上で、経済発展に向けて核技術を開発する権利を放棄するつもりはないと語った。

ペゼシュキアン氏は演説で、米国との実質的な協議再開に先立って満たすべき複数の条件を示した。今週ニューヨークで見え始めた外交進展の兆しに水を差す形となった。

イランの核開発計画を巡る問題は「戦場では解決されない」と同氏は話した。

トランプ米大統領は22日の国連総会での演説で、イランが紛争終結に向けた合意に応じなければ同国を「壊滅する」と警告した。

その後トランプ氏は、イランとの合意は可能だとの見方を示し、米当局者が同日にイラン側の代表者と「非常に良い」会談を行ったと明らかにした。イランとの関係は「進展している」とも語った。

原題:Iran President Sends Defiant Message to US Over Potential Talks(抜粋)

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