米国と中国の当局者は21日、ニューヨークで2日目の協議を終えた。今週予定されている習近平国家主席の訪米を前に交渉を進展させることを目指し、AIや投資、貿易について協議した。

中国財政省の廖岷次官は、協議が行われたニューヨークのJPモルガン・チェース本社前で短く発言し、21日の話し合いでは米中双方の首席交渉官が合意した内容の履行にフォーカスしたと述べた。貿易休戦の延長を巡る協議について質問されたのに対し、廖氏はコメントしなかった。会場では、両国の他の高官の姿は確認されなかった。

ベッセント米財務長官、中国の何立峰副首相、李成鋼商務次官(国際貿易交渉代表)らは、20日に終日協議した。

李氏は20日の協議後、「良い雰囲気」で議論が行われたと述べ、ベッセント氏は「非常に成功した」と評価した。ベッセント氏は、米中両国がAI技術の恩恵と脅威について共通認識を形成することを目的とする「米中AI対話」と呼ぶ枠組みを設けることで合意したと話した。

貿易休戦が11月に期限を迎える中、焦点は米中が延長で合意できるか、合意した場合にどの程度の期間となるかだ。グリア米通商代表部(USTR)代表は21日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで3-6カ月の延長は可能だと述べ、条件を協議する時間はまだあると語った。

トランプ米大統領と習氏は、貿易、レアアース(希土類)、AIなどの問題について協議すると予想されている。中国の税関統計によると、8月の中国から米国へのレアアース磁石の輸出は前月比21%減の512トンとなった。昨年の貿易休戦にもかかわらず、中国が重要鉱物の供給を引き続き絞っているとの懸念を浮き彫りにしている。

原題:China, US Discuss AI, Investment on Second Day of Trade Talks(抜粋)

--取材協力:Phila Siu.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.