日本損害保険協会は17日、千葉県で甚大な被害が出た8月の豪雨で、保険金の支払い件数が約3万件、金額は約354億円になる見込みだと発表した。8月28日時点で会員各社の件数をまとめた。

気象庁によれば、8月13-14日の千葉豪雨では、複数の地点で1時間降水量などが観測史上最大値を更新するなど記録的な大雨となった。千葉県の今月11日の発表では死者数は13人で、水没した自動車に閉じ込められた死亡者もいた。千葉市内では、市が管理する道路で約2500台が被災した。

損害保険各社は被害車両の保管場所を設置するなど、対応に当たった。保険金の支払いについても、一部の社では被害状況を撮影した写真での調査を取り入れて迅速化を図っている。

同協会は7月28日に熊本県で発生した最大震度7の地震に関連した保険金支払い実績も公表した。支払い件数は約3万件、金額は約237億円に上った。

国内では風水害が頻発している。損保各社による支払い金額で多かったのは、2024年4月の兵庫県を中心とするひょう災害(835億円)や18年の台風21号による被害(780億円)などがある。

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