ジョンソン米下院議長(共和)は、AIの規制に前向きな姿勢を示している。規制に明確に反対するトランプ大統領とは相反するものだ。共和党が強い逆風に直面する中間選挙を数週間後に控えて、党内の亀裂が浮き彫りとなった。

ジョンソン氏は14日、AI業界内部から技術開発のペースを落とすよう求める深刻な警告が出ていることを受け、議会は業界に一定の規制を設ける必要があるかもしれないとの考えを示した。ただ、成立に十分幅広い支持を得られる法案をまとめるには「多少の時間」がかかる公算が大きいと語った。

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ジョンソン氏は14日の発言で、前日に出した声明の内容を詳しく説明した。声明では、目標について「AIによるいかなる害も防ぐ一方、中国や他の海外の競争相手に対する優位性を維持することで、米国のイノベーションと国家安全保障も守れるよう、慎重にガードレールを設けることだ」としていた。

ジョンソン氏はテクノロジー企業幹部らの警告を受けた対応を慎重な表現ながら支持したものだが、トランプ氏はそうした懸念を強力に退けている。トランプ氏は14日のSNSへの投稿で、幹部らの警告を「でっち上げ」とし、最先端のAIモデルを巡る懸念について「病的な陰謀」のせいだと非難した。

ジョンソン氏はトランプ氏の投稿について、AI分野で米国の競争優位を維持するという共通の関心を反映したものだとの見方を示した。

ジョンソン氏はまた、トランプ氏が数日中にAI企業幹部を招集して会合を開く予定だと述べ、警告に対するトランプ氏の反発は中国に対する競争優位を維持することへの懸念から生じていると強調した。ホワイトハウスは会合の確認を求める取材に直ちに回答しなかった。

原題:House Speaker Risks Trump Ire, Signals Openness to AI Guardrails(抜粋)

--取材協力:Steven T. Dennis、Maggie Eastland、Hadriana Lowenkron.

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