(ブルームバーグ):米フロリダ州マイアミの金融街では、ヘッジファンド大手シタデルの新本社建設現場で掘削機が倒壊し、複数の車が押しつぶされた。現場近くでは交通が混乱した。
マイアミ消防当局が公開した動画と写真では、倒壊する金属製の構造物に3台の車が巻き込まれた様子が確認できる。白いBMWのスポーツタイプ多目的車(SUV)からは、火災が消し止められた後も煙が上がっている。地元消防当局の広報担当、ピート・サンチェス氏によると、少なくとも4人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷で済んだ。

サンチェス氏によると、SUVは午前8時ごろに炎上したものの、運転手は重傷を負うことなく脱出できた。掘削機は地盤改良用の大型建機で、オペレーターだけでなく他の建設作業員も治療のため搬送された。
事故が起きたのはシタデルの新本社建設現場で、創業者兼最高経営責任者(CEO)のケン・グリフィン氏は数十億ドル規模のタワー建設を計画している。同氏は用地と隣接する不動産の取得に数億ドルを投じてきた。歴史的なコテージの移築も計画されており、この建物は今回の掘削機倒壊による影響を間一髪で免れた。
シタデルの広報担当者は、質問については同プロジェクトの開発業者であるリレーテッド・カンパニーズに問い合わせるよう促した。
この掘削機は当初クレーンと報じられたが、サンチェス氏によると、実際には現場の地中を掘削するために使用されていた。
マイアミでは金融会社や富裕層の流入でオフィスやコンドミニアムの需要が高まり、建設ブームの中心にあるブリッケル地区では、数多くのクレーンがスカイラインに並んでいる。シタデルの建設現場から数ブロック離れた場所では、サンタンデール銀行も新たな本社タワーを建設している。
原題:Rig at Citadel’s Miami Construction Site Falls; Injures Four (3)(抜粋)
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