9月13日に行われた沖縄県知事選は、新人の古謝玄太さんが現職の玉城デニー氏を大差で破り当選しました。辺野古移設容認の知事が誕生したことで、今後、国と沖縄県の関係はどう変わっていくのでしょうか?

「経済政策と子育て支援」を掲げ 過去最多42万票で古謝氏が初当選

自身の初当選を伝える朝刊に目を通す、古謝玄太(こじゃげんた)氏。表情の硬さは、寄せられた民意の大きさにありました。

古謝玄太氏(42)
「42万を超える票、沖縄の知事選で1番多い票をいただいて、ひしひしと責任の重さを感じている」

沖縄県知事選で過去最多となる、42万票あまりを獲得した古謝氏。県政史上最年少の42歳。地元・那覇市出身で、東京大学卒業後に総務省の官僚を務めた経歴を持ちます。

Q.輝かしいキャリアで「上から目線」と言われることは?
古謝氏(42)
「言われますね」

親近感を前面に出した選挙戦。 アメリカ軍普天間基地の辺野古移設を容認する一方で、経済政策や子育て支援を強く打ち出しました。

古謝氏(42)
子育て支援を2倍に増やす。1期4年のうちに実現する」

15万票近くの大差で敗れたのが、玉城デニー氏。

タレントとして活躍した知名度を生かし政界に進出。辺野古移設反対を旗印に結集した「オール沖縄」勢力の継承者として、2期8年にわたり県政を担ってきました。

自らが築いた一時代の終焉を前に、新知事と政府に向けて注文を付けました。

玉城デニー氏(66)
「古謝さんの発言や古謝さんを応援する方々の発言を聞いていると、おそらく基地問題は目に見えてスパスパッと(解決に)進んでいくと思います。進まなかったら嘘ですね。政府は真摯に古謝さんをはじめとする多くの県民の思いと声に誠実に対応していただきたい」