ICC=国際刑事裁判所の赤根所長に対するアメリカ・トランプ政権の制裁をめぐり、中谷前防衛大臣ら超党派の議員連盟は、アメリカに制裁の即時撤回を求め、高市総理の名前で抗議するよう木原官房長官に申し入れました。

中谷元 前防衛大臣
「この国際司法機関の解体を許すのではなくて、今が踏ん張りどころであるということで、日本の外務省、政府も頑張ってほしいということを要望しました」

与野党の議員でつくる「人権外交を超党派で考える議員連盟」は、ICCの赤根所長に対するトランプ政権の制裁をめぐる声明をきょう、木原稔官房長官に手渡しました。

議連の共同会長を務める中谷氏は、「現時点においても、政府は遺憾や撤回要求というところまでは言及していない」と述べ、総理や外務大臣の名前でアメリカに抗議し、制裁の即時撤回を要請するよう求めました。

また、議員連盟は、▼来週から始まる国連総会の一般討論演説で、高市総理がICCへの支持を表明することや、▼トランプ大統領と面会して、直接伝えることもあわせて求めました。

さらに、2027年のICCへの分担金を前倒しで拠出することなどを政府に求め、これに対し、木原官房長官は「来年度予算を執行していく中で実現したい」と応じたということです。