(ブルームバーグ):中部電力が浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)3、4号機の新規制基準適合性審査を巡る不適切事案を受け、林欣吾社長と勝野哲会長が責任を取って辞任する意向を固めたと、NHKが13日報じた。
報道によると、両氏の辞任は14日に発表される見通しだという。辞任の意向は監督官庁にも伝えているとしている。
中部電を巡っては、1月に浜岡原発における地震データの作成方法に「不適切事案」があったことが明らかになった。小売り事業でも料金単価の設定につながる原価算定の誤りが発覚するなど、不祥事が相次いでいる。
赤沢亮正経産相は11日の閣議後会見で、同社の不祥事について直接のコメントを控えた一方、「安全性に対する国民の信頼を大きく損なう、あってはならないものだ」と述べていた。
中部電は同日、社長と会長が辞任する意向を固めたとの報道について、「当社が公表したものではなく、現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表。開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表するとしている。
NHKは11日、中部電が浜岡原発3、4号機の審査申請を取り下げる方向で最終調整しているとも伝えている。
--取材協力:前川祐補.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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