孫正義氏率いるソフトバンクグループは来週、ニューヨークで投資家との会合を開き、ドル建ての投資不適格級債券(ジャンク債)を発行した場合の需要を探る。同社は巨額のAI投資に向け、相次いで借り入れを行っている。

事情に詳しい関係者によると、後藤芳光最高財務責任者(CFO)らソフトバンクの幹部は、9月14日から17日にかけてシティグループのニューヨークオフィスで対面協議を行う。

同関係者によると、シティとゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーが潜在的な債券購入者との会合を手配している。同関係者は公に話す権限がないことを理由に、匿名を条件に語った。これらの会合は特定の起債に関連したものではないという。

事情に詳しい関係者らが先月明らかにしたところによると、ソフトバンクはジャンク債の発行で100億ドルから200億ドル(約1兆5400億円から3兆900億円)を調達することを検討しており、ユーロ建てのトランシェもこれに含まれる可能性がある。バークレイズのストラテジストらは今月、この債券が米国のハイイールド債指数への組み入れ基準を満たせば、同指数に大きな影響を及ぼし、投機的格付けの社債発行として過去最大級の規模になる可能性があるとリポートに記した。

バークレイズのロアナ・チャウ氏は同リポートで「重要な問題はもはや、ソフトバンクが資本市場にアクセスできるかどうかではなく、どの程度のコストがかかり、どのような影響を既存の債券保有者に与えるかだ」と指摘した。この起債が実現すれば、ソフトバンクの既発債や同等の信用力を持つ社債に比べ、「相応の」上乗せ金利が付く可能性があるという。

原題:SoftBank to Meet Investors as Potential Jumbo Bond Sale Eyed(抜粋)

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