「もしも」で命が救えるか?

今回は、京都大学大学院教授の井上浩輔さんをゲストにお迎えし、「もしもの世界」を通じて因果推論の考え方をわかりやすく伝えるとともに、AIと因果推論で治療を効果の高い人に届ける「高ベネフィットアプローチ」に迫ります。

因果推論を考えるために重要な「反実仮想」「偽相関」「モンティ・ホール問題」のほか、「毎日じゃなく週末だけの歩行でも健康になるのか?」といった日常の疑問、そして後半では因果推論とAIを組み合わせることにより、集団の平均ではなく「1人ひとりに効く治療」を見極める次世代の個別化医療を深掘りします。

<出演者>
▽井上浩輔
京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野教授
東京大学医学部卒。国立国際医療研究センター、横浜労災病院で内科医としての勤務を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士課程修了。
2021年より京都大学大学院医学研究科助教、23年より同大学白眉センター准教授。ハーバード大学客員研究員を経て、25年より現職。内分泌代謝科専門医、疫学専門家。

▽市川衛
医療の翻訳家
東京大学医学部健康科学看護学科卒、元NHKディレクター。2016年スタンフォード大学客員研究員を経て、2021年にNHKを退職。
“医療の翻訳家” として、医療・健康・いのちに関わる難しい情報を、わかりやすく、役に立つ形で翻訳して多くの人に届けることを人生の目標として、執筆やメディア活動、大学の教員などの活動をしている。
現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授、広島大学医学部客員准教授、READYFOR株式会社認定パートナーも務める。

<収録日>
2026年8月20日