ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカは3日、通期の業績見通しを2四半期連続で下方修正した。新最高経営責任者(CEO)に就任するハイディ・オニール氏が直面する課題の大きさを浮き彫りにした。

通期売上高は103億5000万ドル(約1兆6000億円)-105億ドルを見込む。6月に示した通期予想からの下方修正で、6月の予想自体もそれ以前の見通しから引き下げていた。1株利益見通しも下方修正した。

5-7月(第2四半期)の既存店売上高は9%減少し、ブルームバーグがまとめた市場予想平均を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に同社が一時的にこの指標の公表を停止して以来、減少するのは初めてとなる。

発表を受け、同日の米株式市場の時間外取引で同社株は米東部時間午後4時33分(日本時間4日午前5時33分)時点で17%急落した。株価は年初から40%以上下落しており、3日終値時点で、2023年終盤に付けた最高値の4分の1未満まで落ち込んでいる。

メーガン・フランク暫定共同CEOは「厳しい環境が続くなか、下方修正した通期見通しは慎重なアプローチを反映させた」と述べた。

米ナイキ出身のオニール氏はCEO就任が発表されてから4カ月余りを経て、来週就任する予定だ。低調な業績と大幅に引き下げられた業績見通しは、長引く低迷からの脱却を目指すオニール氏が困難な任務に直面することを示している。業績低迷で株価は大きく下落し、経営陣の刷新にもつながった。

ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のシニアアナリスト、プーナム・ゴヤル氏は、今回の業績について「全面的に悪い」と述べ、「近いうちに改善するとは思えない」との見方を示した。「オニール氏が来週就任しても、問題は商品開発力にある。これは一夜にして解決できるものではない」と述べた。

原題:Lululemon Cuts Outlook Again as New CEO’s Challenges Grow (2)(抜粋)

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