大規模な土石流に襲われたネパールと中国では、生存率が著しく下がるとされる発生から72時間が過ぎるなか、2400人以上にのぼる行方不明者の捜索が続いています。ネパールから中継です。
ネパールの国境から50キロほど離れたネパール軍の活動拠点です。26日の大規模な土石流の発生から日本時間のきょう午前11時45分で72時間が経過しました。
ネパール政府は、これまでに4000人以上が救助されたとしていますが、いまも日本人5人を含む1924人が行方不明のままです。また、中国側でも554人が行方不明となっています。
捜索活動を阻むのは、広範囲に広がった土砂や泥水です。
ヌワコット郡でも、道路が土砂で覆われていて、救助隊や車両が入ることが難しく、ヘリコプターを使った捜索を余儀なくされています。
私も被災現場を歩いていて、泥に足がはまりそうになることもありました。
こうしたなか、川の上流部で土砂などにせきとめられてできた「自然のダム」から水があふれ、再び土石流が起きるのではないかとの懸念も高まっています。
ネパール当局は、下流の一部で水位が上昇しているとして、引き続き氾濫への警戒を呼びかけています。
一方、IFRC=国際赤十字・赤新月社連盟は、少なくとも9万3000人が被災し、支援を必要としているとの推計を明らかにしました。
住まいを失った被災者たちの暮らしをどう支えていくのかも大きな課題となっています。
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