韓国では今月、半導体企業の株価に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)から、10億ドル(約1590億円)近い資金が流出した。AI関連投資への熱狂が冷めたほか、規制当局が需要を抑える措置を強化したことが背景にある。

ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)がまとめたデータによると、サムスン電子に連動するレバレッジ型商品からは、8月に入ってこれまでに3億8100万ドル、SKハイニックスに連動する商品からは6億100万ドルが流出した。この傾向が続く場合、8月は5月下旬のETF設定以来、初の月間資金流出となる。

このレバレッジ型ETFは、半導体各社の株価の日々の値動きの2倍の運用成果を目指しており、市場全体の変動を増幅させたとの批判が出ている。特に7月は、世界的なAI関連株の急落の中で、韓国総合株価指数(KOSPI)が22%安を記録した。その後、韓国の規制当局は新規投資家に対する最低預託金の要件を引き上げたほか、5日間の模擬取引を義務付けた。

原題:Korea Leveraged ETFs See $1 Billion Outflow as Fervor Cools(抜粋)

--取材協力:Jack Wang.

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