中国の鉱山会社、紫金鉱業集団は、コンゴ民主共和国の主要鉱山で発生した浸水の影響で、通期の銅生産目標の達成が難しくなっていると明らかにした。銅価格が過去最高値近辺で推移する中、世界的な供給懸念が一段と強まっている。

紫金鉱業によると、カモア・カクラ複合施設での同社持ち分の生産量は今年、最大5万7000トン減少する見通しだ。同鉱山では昨年、地震活動とその後の浸水を受けて操業を停止後、現在も生産の回復を進めている。紫金鉱業は、同プロジェクトの権益比率を44%強としている。

同社は21日に公表した上期報告書で明らかにした。

生産への影響は世界的な供給懸念を一段と強める。銅価格は最近、1トン当たり1万4000ドルを再び上回り、今年に入って記録した過去最高値に迫っている。電化の進展やAIインフラの急速な整備を背景に長期的な需要が押し上げられる中、市場は主要鉱山での供給障害に敏感に反応している。

紫金鉱業は、中国やセルビア、コンゴ民主共和国のほかの地域でも銅を生産し、今年は合計120万トンの鉱山銅生産量を目標としている。カモア・カクラ鉱山で同社と提携するアイバンホー・マインズは4月、同鉱山の2026年通期生産見通しを従来の38万-42万トンから29万-33万トンに引き下げた。

原題:Zijin Says Copper Target Under Pressure After Congo Mine Flood(抜粋)

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