米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米国債利回りの上昇を巡る懸念を一蹴した。市場は正常に機能しており、最近の利回り急上昇が金融政策の議論に影響する可能性は低いとの見方を示した。

カシュカリ総裁は23日、CBSの番組で「米国債市場が本来あるべき形で機能し、取引が成立し、市場に流動性があることを示すあらゆる兆候が見られる。従って、インフレ率を再び押し下げるための主要な政策手段として、フェデラルファンド(FF)金利に集中することができる」と述べた。

米国債利回りは先週、年限を問わず上昇し、10年債利回りは前週末21日に4.73%前後で取引を終えた。30年債利回りは2007年以来の高水準付近にとどまった。

カシュカリ総裁は米国債利回りについて、近年と比べれば高いものの、1990年代には現在を大幅に上回る水準だったと述べた。

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連邦公開市場委員会(FOMC)は9月15-16日に次回会合を開催する。7月会合では5会合連続で政策金利の据え置きを決めた。カシュカリ総裁は、根強いインフレへの懸念から0.25ポイントの利上げを主張して反対票を投じた3人の当局者の1人だった。

カシュカリ総裁は23日、こうした懸念を改めて示したものの、9月会合で再び利上げを主張するかどうかについては明言を避けた。

「さらにデータを確認する必要があり、次回会合について予断を持ちたくない」と述べた。「ただ現時点では、インフレ率が短期間で目標に向けて低下していくとの確信は持てていない」と語った。

連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は28日、カンザスシティー連銀が主催するジャクソンホール経済政策シンポジウム(ジャクソンホール会合)で基調講演を行う予定。

原題:Fed’s Kashkari Says Treasury Market Still Working ‘As It Should’(抜粋)

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