米アンソロピックは、ダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)や他の共同創業者に議決権を強化した株式を付与する計画だ。テクノロジー系ニュースサイトのジ・インフォメーションが事情に詳しい関係者を引用して報じた。同社はウォール街での上場に向けた準備を進めている。

こうした株式構造はテクノロジー業界では一般的。創業者が自社の方向性について一段と大きな発言権を確保できるようにすることが狙いだ。メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグCEOやスナップのエバン・スピーゲルCEOも、強力な議決権を持っている。

アンソロピックにコメントを要請したものの、返答は得られていない。

アンソロピックと競合のOpenAIはいずれも新規株式公開(IPO)に向けた書類を非開示で提出しており、アンソロピックは今秋にもウォール街に上場する見通しだ。

AIモデル「Claude(クロード)」を手がけるアンソロピックは5月の資金調達ラウンド後に9650億ドル(約154兆円)と評価され、世界最大級の非公開企業の1社となった。評価額では最大のライバルであるOpenAIを初めて上回った。

原題:Anthropic Plans to Give CEO Extra Voting Power, Information Says(抜粋)

(2段落目以降に背景などを追加して更新します)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.