(ブルームバーグ):中国共産党の習近平総書記(国家主席)は17日、故・江沢民元総書記の生誕100年を記念する式典で演説し、自らの経済・グローバル政策を推進する姿勢をアピールした。中国が成長鈍化と対外緊張の高まりに直面する中で、「強風と荒波」に警戒を呼びかけた。
習氏は経済改革や党による統治、国際的影響力の拡大という江氏の実績を、グローバル統治の再構築を目指す自身の取り組みと結び付けた。
「世界平和を守り、共同発展を促進するという中国外交政策の目的を堅持しなければならない」と述べ、開発と安全保障、外交にまたがる自身の主要なグローバル構想に言及。その上で、今後一段と危険が増す可能性を指摘し、「強風と荒波、さらには危険な嵐」が待ち受けていると強調した。具体的な脅威については説明しなかった。
習氏は9月に訪米し、5月に続きトランプ米大統領と首脳会談を行う予定。米中関係には貿易やテクノロジー、台湾を巡る対立が重くのしかかっている。
中東の紛争は世界の貿易を混乱させ、アジア全域に経済的圧力を加えているほか、中国はフィリピンとの南シナ海を巡る対立や、日本との緊張の長期化にも直面している。
原題:Xi Ties Predecessor’s Legacy to His Agenda as Global Risks Rise(抜粋)
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