米アルファベットは、オーストラリアドル建て債の初発行に向け、主幹事銀行を選定した。米テクノロジー各社はAIへの投資資金を確保するため、債券市場で相次いで資金を調達している。

主幹事の1社であるオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が電子メールで発表した資料によると、アルファベットは最長20年を含む四つの年限で債券を発行する可能性がある。

アルファベットは今月、米ドル建て債250億ドル(約3兆9800億円)の条件を決定した。2026年に入り、スイスフラン、英ポンド、ユーロ、カナダドル、日本円建ての債券も発行している。同社は最近、株式を通じて約850億ドルを調達した。

アルファベットをはじめ、メタ・プラットフォームズやアマゾン・ドット・コムなど米テクノロジー大手は今年、AI分野での野心的な取り組みに充てるため、ドルなど複数の通貨で総額数千億ドルを調達している。テック大手によるAIへの巨額投資が株式市場を再び過去最高値に押し上げる一因となる一方、利回り上昇を背景に、こうした投資から各社が利益を生み出せるかを巡るリスクについて議論が強まっている。

原題:Alphabet Mulls First Australian Dollar Bond as AI Debt Piles Up(抜粋)

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