(ブルームバーグ):今週予定される20年物米国債の入札は、長期債に対する投資家の需要を試すことになる。米国債入札では高い落札利回りが相次いでいる。
米財務省は19日、160億ドル(約2兆5500億円)の20年債入札を実施する予定だ。実際の発行前に証券が取引される発行日前取引では、新発20年債の利回りは14日時点で、5.27%前後で推移していた。
この水準で決まれば、2020年に20年債の発行が再開されて以降、最も高い落札利回りとなる。インフレや政府支出への懸念から、投資家が国債により高い利回りを求めていることを示している。
先週発表された消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は市場予想の範囲内だった。これを受け、市場では米連邦準備制度が9月に利上げするとの見方が後退した。金融政策の影響を最も受けやすい短期債利回りが低下する一方、長期債の利回りは上昇した。膨らむ財政赤字を背景に、投資家がより高い利回りを求めていることを映している。
イールドカーブがスティープ化する中、14日の20年債利回りは5.25%前後で推移した。
先週は30年債と10年債の入札が実施された。30年債の落札利回りが約25年ぶりの高水準となり、10年債の落札利回りも07年以来の高さとなった。
原題:US 20-Year Bond Sale to Test Demand as Yield Curve Steepens(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.