12日の東京株式市場でサンリオ株が一時前営業日比20%安の1163円まで急落し、日中下落率は2014年5月以来の大きさとなった。同社が10日発表した26年4-6月期の営業利益が市場予想を下回り、利益確定売りが出た。

都内のサンリオショップ

第1四半期の営業利益は前年同期比11%増の224億円だった。決算説明資料によると、キャラクターの認知度向上を背景に世界の各地域で業績拡大が続き、第1四半期として過去最高を記録した。ただ、市場予想の234億円には届かなかった。

フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長は、同社株は6月下旬から急ピッチで上がっていたとし、決算で良いサプライズがなかったため売られた可能性があると話す。

モルガン・スタンレーMUFG証券の新井勝己アナリストらは、決算はニュートラルな印象と指摘。今後は物販拡大によるロイヤルティー収入へのポジティブな波及効果が見込まれるなどとし、大きな懸念は必要ないとの見方を示した。

--取材協力:アリス・フレンチ.

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