欧州で猛暑と少雨が続く中、ライン川の水位が約150年ぶりの低水準となり、石炭や燃料、工業原料などを運ぶ欧州の主要物流ルートに支障が生じている。

主要輸送拠点であるドイツのカウプでは3日、水位が24センチメートルまで下がった。ドイツ連邦当局のデータをチューリヒ工科大学(ETH)が集計したところ、1880年の統計開始以来の低水準となった。

スイスから北海まで約1290キロメートルにわたるライン川は、石油製品や化学品、石炭、鉄鉱石、穀物、コンテナ貨物を運ぶ欧州物流の大動脈だ。

欧州熱波の影響はライン川にとどまらない。ドナウ川をはじめ他の主要河川でも水位低下が進み、電力システムにも影響が及んでいるほか、大規模な山火事も発生している。

原題:Rhine Falls to Lowest Since 1880, Disrupting European Trade(抜粋)

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