円安を食い止めるため、政府・日銀が為替介入を実施したことがわかりました。政府関係者はJNNの取材に「今回は事前予告しない作戦だ」と話しています。中継です。
日銀の金融政策決定会合の1日目の夜という、まさにサプライズでの為替介入で、円相場はきのう夜、1ドル=157円台を一時つけるなど5円程度、急速に円高方向に進みました。
片山さつき 財務大臣
「(Q.為替介入か)その点については、けさはお答えはできません。常に緊張感を持って対応してますので」
片山財務大臣は介入について明言を避けましたが、関係者は政府・日銀が円買いドル売りの為替介入を行ったことを認めていて、JNNの取材に対し「今回は事前予告しない作戦だ」と明かしています。
財務省 三村淳 財務官
「米当局からは単なる精神的支援を超える支援を受けていると認識しています」
アメリカ側も財務省の指示で為替介入の準備段階にあたる「レートチェック」を行ったこともわかっています。
ただ、すでに1ドル=160円50銭台まで円安方向に戻っていて、財政悪化が懸念される食料品の消費税減税を高市総理が決断する中で、根本的に円安を食い止められるかは、依然、不透明な状況です。
一方、アメリカのベッセント財務長官は、過度な円安を容認しない姿勢を鮮明にしました。長官は円相場をめぐり「円は過小評価されている」と話しました。
そのうえで、日本について「経済は好調で、総理の支持率も高く、強力な政策を打ち出している」と評価し、そうした認識が市場に広まれば「円高が進むはずだ」としています。
アメリカの財務長官が円相場の水準をめぐって具体的な認識を示すのは異例のことです。
【政策金利1.0%で据え置き決定】日銀 植田総裁がきょう午後3時半から会見を開き説明予定