(ブルームバーグ):イオンモール熊本で起きた爆発を巡り、イオンは29日に熊本市内で記者会見を開いた。原因はガス漏れ関連の可能性が高いとした上で、現時点で確定しておらず、究明を進めるとした。
イオンの吉田昭夫社長によれば、3人が死亡、1人が心肺停止し、負傷した4人が搬送された。現時点で3人の安否確認ができていないという。いずれも同モールの従業員という。同モールの従業員約2700人のうち、爆発があった28日に勤務していたのは1300ー1500人で、約3000人が来店していた。
午後4時27分ごろに地震が発生後、午後5時ごろに屋外への避難を完了。その同50分ごろにモールの南側中央部分付近で爆発が発生したという。吉田氏によれば、2階部分の損傷が激しい。イオンとしては従業員を含めた避難ができたと認識しており、避難後は館内に戻らないとする社内ルールも設けていた。
イオンモールの大野惠司社長は、「おそらくガスの可能性が高く、なぜガスが爆発したのか消防も含めて調査中」と述べた。吉田氏は死亡者が出たことについて「大変重く受け止めている、慚愧(ざんき)の念に堪えない」と述べた上で、消防などと情報を共有し原因究明に最善を尽くすとした。
また、こうした爆発が起きるとは想定しきれなかったと説明。これまで供給ガスによる大規模な爆発事故はなかったという。今回の件を受けて他のイオンモールでも一斉点検を始めていると明らかにした。
2005年に開業したイオンモール熊本ではLPガスを使っていた。専門業者が設計・施工しており、新耐震基準に則っていると吉田氏は説明した。同モールでは3月に自主点検、6月に法定点検を実施していたという。
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--取材協力:石橋茉莉.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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