(ブルームバーグ):米国とサウジアラビアは、長年協議してきた原子力技術共有協定を正式に締結した。これにより、米企業がサウジで原子炉を建設できる可能性が開かれる一方、同国が原子燃料を自国で濃縮することも認める余地が生じる可能性がある。
この協定は、ウェスチングハウス・エレクトリックなど米原子力関連企業に恩恵をもたらす可能性がある。一方で、従来の原子力協力協定では明確に禁止されてきたウラン濃縮を認める内容となる見通しで、政策転換に当たると見込まれている。このため、核不拡散の専門家や、一部の米議会議員からは、サウジがウランを兵器級の核物質に転用できるようになる恐れがあるとして懸念の声が上がっている。
米エネルギー省は22日、ライト・エネルギー長官とサウジのアブドルアジズ・エネルギー相が、「平和利用を目的とした原子力協力協定」と、「二国間保障措置協定」に署名したと発表した。
米エネルギー省の声明によると、今回の合意はサウジの原子力エネルギー計画で、「米企業に大きな参入機会」を提供する。また、合意は米議会に送付される予定だとしている。
原題:US Signs Saudi Nuclear-Sharing Deal as Enrichment Concerns Mount、US, Saudi Arabia Signed Nuclear Cooperation Agreement(抜粋)
(協定の詳細や含意などを追加して更新します)
--取材協力:Ben Holland.
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