「骨太の方針」財源は?海外との競争に勝てる?

高柳キャスター:
今回の「骨太の方針」は、高市総理の狙い通りに進むのでしょうか。

例えば、高市政権が特に力を入れている「成長戦略」。投資額は官民あわせて2040年度までに370兆円超になるということですが、そのお金はどこから持ってくるのか。また、海外との競争に勝てるのか、人材の確保はできるのかといった課題があると思います。

TBS報道局経済部 古市啓一朗記者:
【投資に使う財源の確保について】
現状、政府と民間の負担の割合などは明らかになってはいません。

政府は「つなぎ国債」の発行、つまり将来見込まれる収入を返済の原資として、投資に充てるとしていますが、借金を増やすことに変わりはありません。

また、今回の「骨太方針」に盛り込まれた「消費減税」についても、財源がまだ明確ではないので、民間も、どこまで投資ができるのか様子見をしている状況です。

要は戦略を実行できるだけの予算・財源を確保できるのか、まだまだ不透明であるのが実態です。

【海外との競争に勝てるのか】
今回、政府は収益を拡大したい分野として“17の分野”を選びましたが、すでにアメリカ、中国をはじめ、海外で競争が激化している分野がたくさんあります。

そんな中で、日本はどの分野で勝っているのか、勝ち筋があるのかを見極めることがポイントです。

今回は、投資がうまくいくことが成長戦略の前提になっているので、この投資の進捗をきちんと管理していくことも重要になってくると思います。