ASEAN=東南アジア諸国連合はフィリピンで外相会議を開き、緊迫度を増す中東情勢を「深く憂慮する」として敵対行為の即時停止やホルムズ海峡の開放を求める共同声明を発表しました。
議長国フィリピン ラザロ外相
「現在の地政学的な情勢において、いかなる国も単独では前進できない」
「我々は揺るぎない協力関係を維持しなければならない」
ASEAN外相会議は21日、フィリピンの首都マニラで開かれました。ASEANには原油を中東からの輸入に依存している国も多く、中東情勢の悪化によるエネルギー危機への対応策などが主な議題となりました。
発表された共同声明では、「平和的解決の見通しを狭めていることを深く憂慮する」として深刻な懸念を表明したうえで、敵対行為の即時停止やホルムズ海峡の開放を求めています。
フィリピンでは24日までASEANの関連外相会議が複数開催され、アメリカのルビオ国務長官や日本の茂木外務大臣、中国の王毅外相らが出席します。
中東情勢のほかにも、中国とフィリピンを中心に領有権をめぐる対立が深まる南シナ海の問題などについて、各国が意見を交わす見通しです。
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